『ラクをしないと成果は出ない』日垣隆・著

私はJR立川駅ecuteの喫茶店で毎朝資格の勉強をしています。今日は勉強を終え電車が来るまで2分間あったので「久々に直感で本を買ってみよう」と思ってこの本を買いました。
なぜこの本にしたかというとたまたま開いたページに立ち読みは家の中でしろと書いてあったからです。「はあ、そうですか。」ということで立ち読みをやめて購入しました。
内容はというと、主に仕事のやり方について、これはこうした方がいい、こう考えた方がいいという感じで100のテーマが羅列されています。
では構造チェックです。100のテーマに分かれていますので各テーマごとの主題は明確です。目次で主題だけを見ているといいことが書いてありそうな気がしてきます。しかし読み始めてみると主題を支える筆者の考え、たとえばそう考える根拠や具体的なやり方などが書かれていたり書かれていなかったりして、いまいちすとんと腑に落ちてきません。
結果として読み終わった後書いてあったことを何ひとつ思い出せませんでした。最近私は記憶力が着実に低下しており、文章に関しては構造がしっかりしているかインパクトが強くないとすぐに忘れてしまうんです(これはこれで問題かもしれませんが)。
もちろんいいこともたくさん書いてある本です。
ということでこの本は、「大学を出て7年間会社勤めしてきたけどなんか今一つまんないし独立でもしてみるか、と冗談半分に考えて始めている29歳の独身男性」にお勧めします。勢いで会社辞めちゃ駄目ですよ。

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